2011年08月29日

年金3号、基準引き下げ。

厚生労働省は昨日、国民年金の保険料を納付しなくても年金需給が得られる、いわゆる専業主婦が対象の「第3号被保険者」の要件について、年収基準を引き下げることを発表しています。
厚労省は、数十万円単位の引き下げを視野に入れているそうですから、パートでお仕事をされている主婦の皆さんにとっては、由々しき問題であると言えるんじゃないでしょうか。

なんかよくわからん、という人のために説明すると。

簡単に言えば、これまで年金保険料を納めないで済むように、年収130万円以下の基準額に収まるよう計算して、仕事をされていた方について、基準が引き下げられるわけ。
だから、今後は月額1万5020円の年金保険料を、支払わなくてはいけなくなる可能性が高くなる、ということです。

主婦層のパートさん達が意識する収入の基準としては、この他に年収103万円以下、というのがあります。
これは、税制上の配偶者控除を受けるための就業調整ですね。

こうなってくると、主婦層の女性の、仕事と家庭のバランスが変わってくる事は必至。

つまり、こうした基準の見直しが意味することはひとつ。

女性の「働き方の変化」を政策誘導している、ってことです。

同時に検討が始められるのが、パート労働者の厚生年金、健康保険の加入対象拡大論議。
むしろこちらが本丸の論議と言えるかも、です。

要するに、ちょこちょこ働くのじゃなくて、もっとがっちり安心して働いてもらえるような仕組みにしよう、ということの一貫なんですね。

この他に、1週間の労働時間についても、見直しがかかるでしょう。
このニュース、仕事と家庭のバランスをどう考えるか、という問題だと思う。
因みにこちら、9月1日から社保審に特別部会が立ち上がることになってます。
皆さん、注目ですよ。
posted by メタマネ佐藤 at 22:24| Comment(0) | 仕事について
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