2012年11月30日

感動体験 一本の電話から。

今回も、うちのケアマネさんの感動体験からです。

本日取り上げるのは、ご逝去された方の、ご家族様との関わりを通じての感動体験です。

ー感動体験ー

ご利用者様がご逝去され、お通夜にいく機会が時々ありますが、少し前にお通夜に行かさせて頂いて、すごく感動したことがありました。
訪問は一度ですが、電話でよく話をしていた方でした。
認知症で、ご家族のかたが悩まれたりなど、相談があるといつも電話をくださっていました。
急にガン再発となられ、慌てて連絡をしてこられました。
対応をしていたのですが、ベッドなどを搬入した日に1度ベッドに横になられただけで入院され、家に帰られることはありませんでした。
認知症があったので、緩和病棟の入院は難しいだろうと考えていたのですが、検討の結果、入院できることとなりました。
お亡くなりになった直後に、娘さんより「さっき亡くなりました。とても穏やかに良い顔です」と連絡がありました。
きっと泣かれるだろうな、と思っていたのですが、「とてもやりきった感があります。是非父の顔を見に来てください。本当に良い顔なんです」と。
お通夜にお伺いすると、にこやかに出迎えてくださり、入院中に撮られた写メを見せてくださいました。
「最後の笑顔なんです…」とうれしそうに話されていました。
ご家族のかたが、本当に献身的に介護をされている姿を見ていたので、ご家族のかたの穏やかな姿を見ることができ、ホッとしました。
こういうご家族のかたが増えるよう、これからも支援していきたいと思います。

ーコメントー
老いていくことを受け入れ、やがて、生を終えることに向き合う心を準備していく過程、と晩年を表現するとしたら、我々が関わっていく仕事は、このような関わり方に尽きるのではないか、と読み取らせていただきました。
訪問は一度だけだったと言われますが、電話でちゃんと繋がっていらした、その関わりがとても良かったんですね。
どのようなお話をされ、どういった言葉をお伝えしたのか、お聞きしたいところです。
お亡くなりになられた直後に、ケアマネに連絡頂けるということは、本当に頼りにされ、よき相談相手であり、支援者であったということなのでしょう。
ご本人の穏やかな良い顔が、私にも浮かんできそうです。
このような支援を目指したいです。

〜〜〜〜〜

愛する家族との別れを、涙でなく、笑顔と感謝で送る。
これほど、私たちにとってやり甲斐を感じる場面は、ないかもしれませんね。

たとえ、訪問は一度きりであったとしても。
「何をするか」というよりは「どう関わるか」ということの方が大切で。
その時々で、自分にできる限りのことをする。

まさに、一期一会。

日々、ご利用者様との関わりの中から。
大切に学んでいきたいと思います。
posted by メタマネ佐藤 at 22:13| Comment(0) | 感動体験
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