2013年03月05日

What's MWT その2 「脳のチカラ」

先日、MWTの講習を修了した、という報告をさせていただきましたね。
また、「講習で習った内容を、ブログでレポートする」ということも告知しておりましたので、これから少しずつ複数回に分けて報告させていただければ、と思います。

皆様、読んで「良かったな〜」と思って頂けるように工夫して書きますので、どうぞお付き合いのほどを。
まずは、何のためにメンタルウェルネストレーニング(以下MWT)を行うのか、という目的について、レポートしたいと思います。

「脳の働き」と一言にいっても、それにはもちろん様々な側面があります。
ものを考えたり、感情を産み出したりする、という脳の働きは、実はほんの一部にすぎない。
その働きの多くは、自分の意識ではコントロールできない、いわゆる無意識の領域です。

脳は、起きても寝ても休みなく、様々な活動をしていますが、その中でも特に大切なのが健康を維持する力。
脈拍、血圧、体温、その他様々な臓器や器官を、正常に作動させ続ける力。
これがうまく働いていれば、健康を維持したり、病気を治癒する力となります。
これを“脳力1”、「健康を維持する力」と定義しましょう。

次に、知能や技能、ひらめき等に関する働き。
これを“脳力2”とします。
仕事や勉強で発揮される部分だけでなく、経験を積んで新しい能力を身に付けたり、スポーツや芸術の分野で才能を発揮する、という力もここに分類されます。
何かを始めようとするときの意欲なども、ここに分類されます。
つまり、「能力発揮体制」です。

そして、生命の危機やストレスに対抗するために、「危機回避・防御体制」として発動するのが“脳力3”。
不安や危険に対して、自らの身を守るために発動される筋力や緊張状態といえます。
これは、生命維持に欠かせない「火事場のクソ力」でもあり、不満や不安、ストレスを感じたときには、他の脳力を抑制して危機回避を行う、ということになります。
言うなれば、生き残るための本能ですね。

ここからがポイント。

例えば、職場の人間関係などでストレスを感じているような場合では、“脳力3”が優先されて、“脳力1”や“脳力2”が抑制される訳ですから、知恵や意欲も出ないし、健康を損ねてしまう原因になったりもする。
そういう状態で、本来の能力を発揮することは難しいですね。
そうした不安や不快は新たな不安を生む要素となり、悪循環に陥ってしまう。
誰しもこういう経験はありますよね。

そして、先にも言ったように、脳の働きは殆どが無意識の自律機能です。
脳力3が、脳力1や脳力2を押し退けて発動するのは、無意識の反射による。

朝、寝覚めが悪く、仕事に行くのが憂鬱であるとすれば。
それは、生活の中で、脳力3が優先的に働くように反射形成されている、ということなのです。

MWTは、そうした無意識の反射を、よい方向に作用させることを目的として行われる、良質の反射形成を目的とした反復練習のプログラムなのです。
つまり、朝起きたとき「今日はどんな日になるだろう、楽しみだなぁ」と考えられるように“反復練習”をする、ということなのですね。
そうすることで、健康も増進するし、仕事の能力も発揮できる、能率も上がる、ということです。

しかし、意識的に脳の働きをコントロールすることは難しい。
だから、1日3分のMWT。

良質の反射を形成するためには、日々の反復練習が必要です。
脳力3をなるべく発動させないように、脳力1と脳力2を高めていくことがMWTの目的。
これを続けることで、みんなが健康で、充実した毎日を送ることができるようになる。

つまり「こころの健康作りトレーニング」で、皆が気持ちよく働ける環境を作りましょう、というのは、そういうことなんですね。

何に取り組むにせよ、そこに向かう“心つもり”というのが大切ですから。
主体的に取り組まないと、効果も半減です。
なので、まずは左脳的に「脳のチカラ」を整理してみました。

次回は、自分の心理状態をチェックする「エゴグラム」についてレポートしますね。
posted by メタマネ佐藤 at 21:05| Comment(0) | What's MWT
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