2011年02月06日

現代の正義。

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今日も日曜日って事で、恒例の?メタマネお奨めの本をご紹介。

今日の本は、おそらくご存じの方も多いでしょう。

マイケル・サンデル著
「これからの「正義」の話をしよう」 です。

この本は、かなりのベストセラーになっていますが、哲学書だけあって、なかなか難解。
そして「これはこうだ!」という明快な答えがある本ではありません。

現代、過去のあらゆる事例に対して、異なる立場の“正義”や“道徳”を検証し、考察を深めてそれぞれに意味を与える。
それだけの事なんですが、その課程が面白いんだなぁ。

どのカテゴリーも深いですが、“共通善”に対する解釈が特に好きかな。

サンデル教授の唱える「共通善に基づく政治」は、政治家の人はみんな読んで、レポート書いた方がいいと思ったね。

とにかく、目からいっぱいウロコが落ちること間違いなし。

この本、分かりやすい言葉で、分かりやすい事例を元に書かれてはいるんですが、それぞれの考察が深いので、フレッシュな頭を維持しないとなかなか読めないし、理解できません。
まぁ、メタマネの頭の出来から言うと仕方ないかもしれんけど('◇')ゞ。

この本を読む気になったのは、サンデル教授の講義をテレビで見たのがきっかけです。

世界最高の頭脳と呼ばれるハーバード大学で、サンデル教授の“政治哲学”の講義は異例の人気を誇っており、あまりの人気で受講する事ができない程に加熱しているのだそうです。
この事態に、同大学では建学以来初めて講義をテレビ公開する事になりました。

それが話題を読んで、海を超えて我々も講義を見る事ができるまでに至った、という事なんです。
これは相当スゲェよね。

んで、テーマは明快。
「正義とは何か」ってこと。

でも、下手に手を出すと、本を開いて5分で昇天します(笑)。
貴方の睡眠導入にぜひご利用を。

本日の体重 88.7kg
posted by メタマネ佐藤 at 11:07| Comment(2) | メタセレクション

2011年01月30日

大物喰い。

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イヤッハァー!

ザックジャパン、やってくれましたねぇ!
久々のアジアカップ制覇!

んなわけで、ご多分に漏れずノリノリのメタマネっすd(^O^)b

そして。

今日も休みって事で、僕が好きな本をプレゼンするっすよ〜!?

そだな〜、アジアカップ優勝で盛り上がってることだし、サッカーモノにしよう。

今回ご紹介するのは、異色のサッカー監督マンガ、「GIANT KILLING」どぇす!

直訳すっと、“大物喰い”。
番狂わせが大好物の主人公“達海猛”は、ある意味で、僕が理想とするリーダー像でもあります。

僕が思うこのマンガの魅力は、なんと言っても主人公を始めとする、キャラクターのパーソナリティの描き方。

なんせノリが最高で、みんなバカっぽい。
適度なユルさが効いてて、それでいて言葉にパンチがある。
全般に言えるのは、「とにかくみんなスンゲェカッコいい」って事なんだわ。

サッカーに興味が無い人でも、これは全然楽しめるよ多分。

そして、そのテーマは根本的に“組織論”であり、深い。
ノリと深さを併せ持つ、最高のエンタテイメントだと僕は感じるんだなぁ。

読んだあとは、きっとサッカーの見方が変わってくるよ。

本日の体重 88.1kg
posted by メタマネ佐藤 at 11:37| Comment(2) | メタセレクション

2011年01月23日

菜根譚ってご存じですか?

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今日も休みって事で、メタマネが好きな本を取り上げます。

今回のピックアップは「菜根譚」。
今からおよそ400年前に書かれた人生訓の書で、中国古典です。

著者は洪自誠。
書名の由来は、「人よく菜根を咬みえば、すなわち百事なすべし」(固い菜根を噛み締める様に、苦しい境遇に耐える事ができれば、人は多くのことを成し遂げる事ができる)という言葉にあります。
まさに、そんな噛み応えのある本なんですね。

ここまで読んで、全く興味の無いあなた。
できれば、書店で見掛けた時には、ちょっと手に取って見て欲しいです。

書いてある内容は読みやすく、「ああ、なるほど」と思う事ばかり。

それもそのはず、洪自誠は、儒教、道教、仏教に精通していて、それぞれの「いいとこどり」で、書いたからなんですね。

儒教の自分を律する教え。
道教のすべてを受け入れるおおらかさ。
仏教の宇宙の神秘と精神性。

こうしたものが、短い処世訓として語られる訳ですね。

とりあえず、一つだけ紹介しましょう。

「感謝を求めない」
人に何かをしてあげる場合に、それに対して感謝を求めたり、恩返しを期待したりしてはならない。
ただ純粋な善意で行う施しであれば、それは莫大な価値を生む。
しかし、人に何かしてあげることによって自分の利益を図ったり、見返りを期待するのであれば、本来なら大いに価値のある事だとしても、一文の値打ちもなくなる。


なかなか味わいがあると思いませんか?

本日の体重 87.4kg
posted by メタマネ佐藤 at 18:06| Comment(2) | メタセレクション

2011年01月16日

我が指のオーケストラ。

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今日はお休みですんで、またメタマネが好きな本を紹介しますね。

それは、「我が指のオーケストラ」。

通常版は全4巻、文庫版は全3巻。
いずれも在庫不足で、手に入りにくいのではないかと思うマンガです。

これ、メタマネ的には「出会いに感謝」の名作。
涙無くしては読めない、最高の伝記であり、ノーマライゼーションの概念を理解する“教科書”にしたい一冊なんです。(文庫でも最低3冊あるけど。)

何の話かっていうと、聾唖教育に生涯を捧げた教育者の話。

人間らしく、当たり前に生きると言う事がどういう事なのか。
そんな当たり前の事が、当たり前にできないのは何故なのか。

それが、これを読むとめっちゃ良く分かる。

メタマネは、何度読んでも嗚咽が漏れてしまうんだな……。

この感動ばっかりは、読んでみなきゃ分かんない。

読みたい人は、メタマネに言ってちょ。

本日の体重87.3kg
posted by メタマネ佐藤 at 12:15| Comment(3) | メタセレクション

2010年12月12日

極北に駆ける

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今日は日曜日〜。
昨日は飲みすぎてしもたぁ〜。
のどがもうガラガラです。

今日も私が好きな本を独断と偏見でご紹介します。

それは、私が尊敬する世界最高の冒険家、植村直己さんの「極北に駆ける」です。

男の子は、多かれ少なかれ、探険とか冒険にあこがれを持っているものだと思います。
メタマネも、もちろんそんな子供でした。

この本は、小学校の担任の先生に教えて貰いました。
初めて読んだ時の鮮烈な印象は、今でも忘れられません。
この本を読んだ後は、自分を取り巻く環境が、いかに贅沢で恵まれたものであるか、という事を強く感じさせられました。

そして、極北に生きるエスキモーの逞しさがハンパない。
かの植村直己さんをして、大苦戦する様々な事柄が、彼らにとっては生活の一部でしかないのです。
異文化との交流に戸惑いながらも次第に溶け込み、やがて植村さんは犬ぞりで3000キロもの単独行を達成する。
この本は、その記録なんです。

小学校の時、大切に読んだ本と、大人になって再会しました。
愛蔵版として、美しい装丁が施された本を見た時、「これは買わなくては!」と思わず手が出てしまいましたね。

読み返してみると、やっぱり面白い。
植村さんは亡くなっても、その偉業は永遠に語り継がれる。
そんな事を感じました。

本日の体重 87.2kg
posted by メタマネ佐藤 at 10:31| Comment(0) | メタセレクション

2010年12月03日

リアル。

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今日はお休みでーす。

朝から強い雨と風。

ちょっとお出かけには向かない日和なので、家でゴロゴロしています。

今日も、メタマネチョイスのナイスな本をご紹介。

これまで、字の本ばっかし紹介してたんですが、今日はマンガのイチ押しをしたいと思います。

それは、この前最新刊が出たばかりの車椅子バスケマンガ「リアル」。
メタマネはこれがむちゃくちゃ好きなんです。

知らない人のために解説すると、作者はスラムダンクやバガボンドでお馴染みの井上雄彦先生。

それらの大ヒット作と比べると、発行部数では下回りますが、僕はこの「リアル」が、いっちゃん井上先生の魂がこもっている作品のように感じるんす。

テーマは、車椅子バスケって言うよりも、“障害の受容過程”と言った方がいいように思います。
3人の若者が主人公で、それぞれに障害を負ったこと、負わせたことの苦しみを背負い、毎日生きている。
そんな等身大の「再生の物語」だと言えます。


なんせ、登場人物の一言一言がアツイ。
人物描写の深さは、「さすが井上先生」って感じです。

皆様も、ぜひご一読下さい。
これを知らん人は、人生損してまっせ!

本日の体重 87.3kg
posted by メタマネ佐藤 at 16:38| Comment(0) | メタセレクション

2010年11月28日

神様のカルテ

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今回も、私が好きな本を紹介します。

これまでの本とは違って、小説をご紹介。映画化が予定されている「神様のカルテ」です。

作者は現役の医師。(なんとまだ32才!)
読後の感覚からすると、恐らくは自身の体験を通じて、主人公に投影している、いわば私小説のようなものだと思えます。
もちろん、ストーリー自体はフィクションなのでしょうが。

夏目漱石の「草枕」を愛する、主人公の青年医師は、およそ現代人とは思えない古風なしゃべり方をします。
これを主演の櫻井翔君がどの様に演じるのか、興味深い所です。

この話は、まさに「ものがたり」ですね。
魅力的な登場人物、信州の美しい景色、ストーリーもきれい過ぎるくらいにまとまっています。

その根底には、作者の深い人間愛が感じられます。
医師である前に、人として患者に向きあおうとする、文学好きの主人公。
そこには「人を癒すのは人である」という、当たり前の事が綴られています。

笑いあり、涙あり。
派手さはありませんが、秋の夜長には持って来いの、静かな感動を味わえますよ。

本日の体重 87.3kg
posted by メタマネ佐藤 at 14:33| Comment(1) | メタセレクション

2010年11月16日

休脳のススメ

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今日は、またもや私が好きな本をご紹介。
小池龍之介 著 「考えない練習」です。
なかなかイカすタイトルだな、と思ったアナタは、メタマネとフィーリングが合う様ですね。

この著者の方、最近よくテレビに出てる。
まだ若いおぼうさまです。
とっても分かりやすく、緩やかな「禅」や瞑想、仏教思想について書かれた本とメタマネは理解しています。

この方曰く、「現代人は思考する病である」と。
これだけだと、何のコト?って感じですよね。(・_*)\

冒頭でこう述べています。
「私たちが失敗する原因はすべて、余計な考え事、とりわけネガティブな考え事にある」と。
そして、「考えまいとしても、そうした思考に人は囚われがちで、自分の思考すら自由にならない」と、こう言うんです。
そうした思考が脳に渦巻いていると、会話の大事な事も耳に入らず、気付かない。

だから、頭を使わずに、もっと五感を磨く練習をしなければならない、ってなるんですね。
これはとっても良く分かります。

その為の練習方法が、この本には書かれてるんです。
面白そうでしょ?

この教えに従って、オレも余計な事考えるのは止めるぞ!
…え、お前はも少し考えた方がいいって?┌|∵|┘

本日の体重 87.5kg
posted by メタマネ佐藤 at 18:17| Comment(1) | メタセレクション